小説 こうさく三国志 第7回

孫策は許貢、曹操内通の密書を持った使者を殺し、許貢を殺す、許貢の客人3人が仇討ちに出る、孫策は重傷を負う、3人は惨殺される、皆から愛される名医、于吉仙人を捕らえる、于吉仙人を敬っていた牢番たちをも殺す、于吉仙人は孫策に「雨を降らせろ、でなければ焼き殺す。」と言われる、于吉仙人は雨を降らす、孫策は部下に、于吉仙人を殺させる、遺体は市場にさらされる、その後、于吉仙人の亡霊を何十回と見る、于吉仙人だと思って剣を投げつける、関係ない人に刺さる、また殺す、傷口が裂けて死ぬ、26才、結局その程度の男であった。孫策の弟、孫権が後を継ぐ、孫権魯粛と年を越えて親友となる、孫権は体制を整えた。于吉仙人の亡霊が浩作の元に現れた。于吉仙人は浩作に、にこっとすると消えた。浩作は神も味方につけたのである。袁紹軍70万と曹操軍7万は対峙、張遼が出る、張こうが対す、許ちょが出る、高覧が対す、夏侯惇曹洪6千が出る、待ち構えていた弓隊から激烈な矢を浴びる、退却、袁紹軍総攻撃、曹操軍退却、袁紹軍は土山を造営、その上に要塞を造営、矢を浴びせる、曹操軍は投石車を急遽100台製造、要塞を粉砕、袁紹軍は曹操軍の地下まで穴を掘る、曹操軍は深い堀を掘って対抗、袁紹軍、韓猛は兵糧輸送中、徐晃6千の攻撃を受け、兵糧をほぼ焼かれる、張こう、高覧が援軍に来る、徐晃張遼、許ちょに挟まれ、敗北、許攸が曹操軍兵糧切れを見抜く、「今、許昌は、がら空き、許昌を攻めましょう、折り返し飢え切った曹操軍を蹴散らしましょう。」まっとうである。しかし審配が許攸を悪く言い袁紹は激怒、許攸を殺そうとする、許攸は曹操に降伏、袁紹軍、兵糧集積所、鳥巣を襲撃を進言、曹操軍は袁紹軍の鎧をつけ、袁紹軍の旗を持ち袁紹軍になりすます、沮授が気づく、しかし袁紹は、またも殺そうとする、夜、曹操軍「兵糧の防備に参りました部隊にございます。」と言って、全軍斬りこむ、火を放つ、兵糧は燃える、袁紹軍の援軍が来るが蹴散らす、袁紹軍の将軍たちの鼻、耳を削ぎ、指を切り落とし、馬に乗せ、袁紹の元へ届けさせる、袁紹軍、蒋奇1万、鳥巣救援にゆく、曹操張遼、許ちょに挟み討ちに合い壊滅、曹操軍本隊を攻めた張こう、高覧は包囲され壊滅、張こう、高覧を無理矢理出陣させた郭図は自分の責任になるのを恐れ、張こう、高覧、裏切りと袁紹に伝える、張こう、高覧は許攸同様、馬鹿らしくなり、曹操に降伏、張こう、高覧軍は3手に別れ袁紹軍を徹夜で夜襲、袁紹軍は半分を失う、曹操はぎょう、黎陽に二手に分け進軍、と嘘の情報を流す、袁紹は5万ずつ二手に分ける、本陣は手薄に、曹操軍は全軍で袁紹本陣を攻める、本陣壊滅、袁紹はわずか800を引き連れ逃亡した。趙雲は浩作の密命で冀州田豊と家族を救出、太史慈は陣中の沮授と家族を救出した。袁紹は二人を殺す気だった。袁紹はしぶとく30万を集め曹操に再戦、相打ち、曹操は軍を10に分けしのばせ、おびきよせ総攻撃、袁紹軍は壊滅、袁紹冀州へ逃亡、病死。袁紹の息子らと散々に戦ったあげく、ついに曹操冀州城へ入城、曹操の長男、曹ひは、袁紹の屋敷に入る、女を殺そうとする、美人だったので自分の物とする、曹操が来る、「誰かわしより先に袁紹の屋敷に入った者はおるか?」「曹ひ様です。」曹操は長男、曹ひを殺そうとするが止められる、許攸は許ちょに殺される、浩作は荊州、刺史、劉表を頼った。劉表「待っていたぞ、浩作。」袁譚が家族を連れ劉表を頼る、弟、袁煕の妻、甄氏らも同行、甄氏は絶世の美女。袁煕袁尚は落ち延びた先で首を獲られた。曹操の軍師、郭嘉は遠征で病気になり養生のため引退、こうして袁紹はついに完全に滅んだ。浩作は劉表から新野をもらった。みんなでそこに住んだ。袁譚は浩作を慕った。甄氏夫人を訪ねた。従者「左将軍、宜城亭侯、浩作皇叔がお見えです。」「この人が浩作かぁ。」甄氏は恋に落ちた。江夏の反乱を鎮めた時、敵将から奪った名馬、的盧を手に入れた。伊籍「この馬は主を祟る。」伊籍と仲良くなった。劉表の妻、蔡氏は息子の劉そうを跡継ぎにしたかった。蔡一族で栄えたかった。そのため先妻の子、劉きと浩作を殺したかった。蔡氏の弟、蔡瑁が軍を率い夜、浩作を殺しにいった。伊籍が浩作を逃がす。蔡氏たちは、次に「近年は豊作続き、国中の役人を襄陽城に集め、ねぎらい大宴会をおこなう。劉表様は体調がよくないので浩作皇叔が代わりにとりしきる。」浩作を呼び、殺す気だ。浩作は鎧をつけ剣を持ち宴会に行った。皆と飲んでいると、伊籍「蔡瑁の軍に包囲されました。空いているのは西門だけ、急げ!」浩作は微笑みながら会場を後にし的盧にまたがると全速力で西門を突っ切った。走った。蔡瑁軍は追ってくる、川岸まで来た、激流の大河で渡れない、蔡瑁軍は迫ってくる、浩作は激流をみつめていた。そして馬を返した。ささやいた。「ザコ共、一匹残らず皆殺しだ!」突然ただ一騎、全速力で敵陣に向かう、散々に斬り散りかす、ぶっかかる敵兵の返り血、飛ぶ敵兵の手足、敵の矢、剣、ほこ、なぎなた、槍が体をかすめる、鎧に何本も矢が刺さる、激流の前で死闘、于吉仙人が現れる、「浩作、河を渡れ、的盧、河を渡りなさい。」浩作は突如、川岸を全速力で駆けた、速い、速すぎる、敵軍を突き放す、そのまま激流に飛び込む、的盧は激流を渡る、渡り切った。蔡瑁軍を振り切る。浩作は河の水と敵兵の血がしたたっている、味わったことのない極上の爽快な気分、人生に線があるとしたら、この川が線である。浩作は世界が変わったように感じた。そんなに飲んでないのに泥酔したかのように高揚していた。夕方、牛飼いの少年が牛に乗り、笛を吹きながらやってくる、浩作はその姿を微笑みながら眺めていた。少年も浩作をじっと眺めていた。少年は言った。「あなたは浩作様ですか?」「貴公、なぜ私を知っている?」「私の先生が、この近くに浩作という天下最強の英雄がいる、身長は164cm、スキンヘッドで髭を生やし、絶世の美男子で、イケおじの度が過ぎる、といつも客が来る度に語っているから、きっとそうだと思いました。」「貴公の先生にぜひ、今すぐ会わせてくれ。」浩作はすぐ近くの林の中の屋敷に案内された。琴の音が聞こえてくる、浩作は聞いていた、琴の音は止んだ。中から老人が出てきた。ただものではないオーラを放つ、老人は笑っている、「英雄が訪ねてきたようだね。今日は大災難を乗り切って本当に良かった。」屋敷の中に入れた。素朴で素敵な落ち着く屋敷だった。老人は司馬徽といった。「英雄よ、何をしとるのかね?」浩作はさっき起きたことを話した。「何故、逃げまどっている?」浩作は答えられない、司馬徽「英雄を支える人物、用兵に優れた人物、軍師が欠けているからだよ。今、この地には天下の奇才が集まっている、仲間にしない手はない、龐統孔明どちらか一人仲間にできたら天下を獲れるであろう。」泊まることになった。食事を出された。夜中に訪ねて来た者がいた。司馬徽「お前は天下を動かす才がある、なぜ仕えるべき人物をしっかり選ばない、英雄は目の前にいるであろう。」男は帰っていった。翌日、趙雲が浩作を探しに来る、二人は司馬徽に別れを告げ、新野に向かった。途中、張飛に出会った、次に関羽に出会った。皆、浩作を心配し夜中探しまわってくれていた。公孫瓚袁譚田豊、沮授、劉き、その家族、皆、新野に越してきた。昨晩の男は徐庶といった。徐庶はその日、浩作に会いにきた。「的盧は祟るから人にあげてください。」と言った。浩作「お帰り下さい。祟りを人に押し付けよとは。」「はっはっはっ、さすが。」「この馬は祟りどころか昨日私の命を救ってくれました。」「それは馬のおかげではありませんよ。浩作様の徳の力です。」「私に徳なんてありませんよ。」「浩作様が来てから新野の民はみんな幸せ、という歌が街中で聞かれます、これが徳というものですよ。」「軍師になって下さい!私の仲間になってください。」「喜んで。浩作様。」「徐庶殿、ご家族は?」「母がおります。」聞けば、曹操支配下領に母が住んでいると。それでは必ず人質に取られるか、殺されるだろう。浩作は太史慈に大至急、徐庶の母を、お連れするよう密命を下した。すぐに太史慈徐庶の母を連れて来た。浩作は面会した。徐庶の母は泣いていた。「まさか天下最強の英雄にわが息子がお仕えできるとは。」新野に皆、集まった。浩作の母、甘夫人、麋竺の妹、貂蝉、鄒氏、董貴妃、甄氏、そして張飛関羽趙雲太史慈公孫瓚、ねい衡、麋竺孫乾、簡雍、袁譚田豊、沮授、劉き、伊籍、徐庶、劉へき、きょう都、廖化、普浄、胡班、周倉、裴元紹、関平、その家族ら。馬、的盧。神、于吉仙人。最強無敵。新野の中央に鎮国寺を造営、高僧普浄に任せた。